エアコンが効かない原因と対策(冷房・暖房別)

エアコンをつけても「なかなか冷えない」「部屋が暖まらない」という経験はありませんか?
エアコンが効かない原因は、冷房・暖房それぞれで異なることが多いため、適切な対処が必要です。
今回は、冷房が効かない場合・暖房が効かない場合、それぞれの原因と対策を詳しく解説します!
🟦 冷房が効かない原因と対策
夏場にエアコンをつけても部屋が涼しくならないと、熱中症のリスクも高まります。
以下の原因をチェックし、適切な対処を行いましょう!
① フィルターの汚れ
原因
エアコンのフィルターにホコリや汚れが詰まると、空気の流れが悪くなり、冷房の効きが悪くなります。
対策
- フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取る。
- 水洗いできるタイプなら、ぬるま湯で洗い、しっかり乾かしてから取り付ける。
② 室外機の周りがふさがっている
原因
室外機が壁に近すぎたり、物でふさがれていたりすると、排熱がうまくできず、冷房の効きが悪くなります。
対策
- 室外機の前後1m以内に障害物がないか確認する。
- 落ち葉やホコリがたまっていたら取り除く。
③ 冷媒ガスの不足
原因
冷媒ガス(フロンガス)が不足すると、エアコンは冷たい空気を作れなくなります。
これは、長年使用したエアコンや、設置時の施工不良が原因で起こることが多いです。
対策
冷媒ガスの補充は専門業者による点検・補充が必要です。
「エアコンから冷たい風が出ない」「以前より冷房の効きが悪い」と感じたら、プロに相談しましょう。
④ 設定温度が適切でない
原因
設定温度が高すぎると、冷房が効きにくく感じることがあります。
対策
- 冷房の推奨設定温度は26~28℃
- 風量は「自動」に設定するのがおすすめ(効率よく冷やせる)
🟥 暖房が効かない原因と対策
寒い季節にエアコンをつけても部屋が暖まらないと、風邪を引く原因にもなります。
暖房が効かないときは、以下のポイントをチェックしましょう!
① フィルターの汚れ
原因
冷房と同じく、フィルターが詰まると空気の流れが悪くなり、暖房の効きが悪くなります。
対策
冷房時と同じように、定期的なフィルター掃除を行いましょう。
② 室外機が雪や霜で覆われている
原因
寒冷地では、室外機に霜がついたり、雪が積もったりして暖房の効きが悪くなることがあります。
対策
- 雪や霜を手で取り除く(無理に削らず、自然に溶かすのがベスト)
- 室外機の周りに雪が積もらないよう、風よけを設置する
③ 暖房の設定温度が低すぎる
原因
設定温度が低いと、暖房の効果を感じにくくなります。
対策
- 暖房の推奨設定温度は20~22℃
- エアコンの風向きを「下向き」にする(暖かい空気は上にたまりやすいため)
④ 窓やドアから冷気が入っている
原因
部屋にすき間があると、せっかく温めた空気が逃げてしまいます。
対策
- 窓に断熱シートやカーテンを取り付ける
- ドアのすき間をテープなどでふさぐ
まとめ|エアコンが効かないときはココをチェック!
冷房が効かない場合 | 暖房が効かない場合 |
---|---|
・フィルターの汚れを掃除する | ・フィルターの汚れを掃除する |
・室外機の周りを確認する | ・室外機の霜や雪を取り除く |
・冷媒ガスの不足を疑う(業者に相談) | ・暖房の風向きを下向きにする |
・設定温度を適切にする(26~28℃) | ・設定温度を適切にする(20~22℃) |
・扇風機・サーキュレーターを併用 | ・窓やドアのすき間対策をする |
「エアコンが効かない」と感じたら、まずはこれらのチェックを試してみてください!
それでも改善しない場合は、冷媒ガスの補充や内部の不具合が原因の可能性があるため、プロの点検を依頼するのが安心です。
📢 「冷えない・暖まらない」などのお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!